年が明けました。
2日の14時より林泉寺、4日の14時より満福寺で初祈祷がありました。
今年一年のお守りとお札を祈祷
お膳
正月の祈祷、一年を祈る。
安心の法という昔からの行事があります。
一年最初の行事に参加すると一年安心して暮らせます。と言う意味を表します。
今年は元旦から能登の方がまた震災にあいました。
どうしても私たちは災害や困難を生きていくうえで巡り合わざる負えません。
仏教では、全て因果因縁で私たちはこの世にあるのだ。
直接の原因が因。間接の因縁が縁。
それでも生きていく限りは、もう一度、もう一度、何度も何度も立ち上がって勤める。
これが私たち宗門、曹洞宗のお釈迦様・道元禅師様の教えであります。
頑張りなさい。頑張りなさい。
頑張ります。
それでも、頑張れないときはどうしたらいいんですか。
頑張れないときは、休めばいい訳です。
休んで、また頑張る。
今の震災の惨状えをみると、本当に再建するのは大変だと思います。
それでも嘆きが終わったら、また立ち上がって、再建していく。
それを繰り替えしていくのが私たちの定めであります。
嘆いていても、悲しんでいても状況は変わりません。
変えていくのは自分たちです。
祈りと共に精進できるところはしっかりと、これからも皆さまと勤めてまいりたいと思います。
合掌