露霜しげき野の路に
ほほえむ姿あたたかく
御寺の門のあるところ
笑顔明るくおわします
父をば慕い母を恋い
切なき声に尋ねゆく
幼き児らをひきよせて
つつむ法衣の慈悲の袖
この世の今日の苦しみも
我が身のあすの悲しみも
代受のちかい深ければ
たのむ心にかげはなし
こんにちは、外はポカポカ、鼻はグズグズでございます(花粉症)。
近所のお二人によって春のお彼岸用にと作ってくれました。
母と古い前掛けを交換いたしました。
こちらのお地蔵さまは、文字が前に書かれているので揃えてマントのように羽織っておられます。
震災でお顔をなくされありませんでしたが、石松石材さんが同じ素材の石を見つけてきてくれて、そしてかすれて読みずらかった文字も綺麗に彫り直して頂きました。
お顔のデザインを私にさせてくれたので、皆様のお声がよく聞こえるようにとお耳を大きくし、いつくしみを込めた表情を考えました。
一緒に彫らせていただきましたが、とても難しかったです!
赤の前掛けが映えてとても可愛らしく、にっこり微笑まれているように見えました。
「地蔵菩薩御和讃の歌のようだね。」と母が言うのでご詠歌の本を貸してもらいました。
ご詠歌の詩は、読んで分かりやすく、心に打つものがあります。
つつむ法衣(ころも)は、前掛けのことです。
ほほえむ姿あたたかく、御寺の門にあるところ、笑顔明るくおわします。
そんなお寺になってきましたでしょうか。
お寺とお参りされた方を優しく見守っておられます。
地蔵菩薩御和讃(じぞうぼさつごわさん)を心の中で、唱えてみましょう。
可愛らしい前掛けをありがとうございます^^
合掌