造園作務を行いました!
上にあった石を取り土が見えると沢山の竹がありました。
竹は奥深くまで根を張り、梅の木とツバキの根にも絡まり抜いても抜いても、新しい竹が出でくるので全て取り除く事はできませんでしたが、2週間葛藤して何とか一段落。
『作務』とは禅寺で僧が掃除などの労務を行うことです。
大切な修行の一つです。
百丈懐海禅師のお言葉で、
『一日不作一日不食』
一日作さざれば一日食らわず(いちじつなさざればいちじつくらわず)という教えがあります。
働かざる者食うべからずという他の人に対していう言葉ではなく、本来の意味は、私は一日働かなかったので私は今日一日何も食べません。
一日畑仕事をしなかった時には、その日は食事を取るに値しないということです。
自分が世の中に生かされている戒めであります。
一日、仕事に打ち込んで充実した日には、食事が美味しい、逆に仕事もしないでいる日は、食が進まない。やはり充実した毎日を送りたいという自分自身に対して自発的な戒めを説いた言葉です。
後は、土を平らにして、草が生えてこないように固める土を敷き、白い石を敷けば完成です。
大谷龍道 合掌